日本ハムの福田光輝内野手(25)が地元大阪でプロ初本塁打を放った。

5点ビハインドの4回1死二塁、オリックス先発コットンの初球、143キロストレートを中堅スタンドに放り込んだ。「センターが捕るそぶりをしたので力ないなと思ったら入った。両親も来ていたので打てて良かった。ホームランボールを渡したい」と喜んだ。

前日20日の練習で新庄監督から「引っ張って大きいの打ってみろ」と背中を押されていた。指揮官の助言に福田光は「最近ちょっと当てに行ったりちっさくなるのがあったので。昨日の練習から強く大きく振るっていう意識でやってたのが(本塁打に)つながったと思う」と感謝した。

この日は母校大阪桐蔭の吹奏楽部が来場し、オリックスの応援の演奏を担当。聞き慣れた響きにも「制服が僕らの時から変わってないんで演奏よりそっちが気になってた」。並み居る他のOBに負けじと、自らを売り出していく。

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