広島が26日、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を行った。この日は1月の1回目の会議で挙がった候補選手265人を134人までに絞り込んだ。大阪桐蔭・前田悠伍投手(3年)、花巻東・佐々木麟太郎内野手(3年)、青学大・常広羽也斗投手(4年=大分舞鶴)、中大・西舘勇陽投手(4年=花巻東)、専大・西舘昂汰投手(4年=筑陽学園)ら上位指名候補の16人の映像を確認した。

白武スカウト部長は「目玉はいないんですけど、ある程度出てきたかなという上位候補を見てもらった。上位は投手でいくと思う」と話した。加えて、二遊間と右打者も補強ポイントに挙げる。地元広島の広陵・真鍋慧内野手(3年)については「1位、2位ではちょっと難しいけど、いいものは持っているので、リストアップしている」と評価した。次回の会議開催は8月下旬を予定している。