右太もも裏の肉離れでファーム調整中の巨人ヨアンデル・メンデス投手(28)が3軍戦で約1カ月半ぶりに実戦復帰した。

先発で3回1/3を無安打1四球1失点。36球で直球は最速149キロをマークした。ツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップと変化球も全球種を試した。

開幕ローテ入りした新助っ人左腕は「特に有利なカウントでのストレートの精度を確認した。今は球速よりもコントロールが大事だが、球速もこれぐらい出ていればいい。けがしたことを忘れるくらい気にせず投げることができた」と好感触だった。

4月12日阪神戦で負傷して以来の実戦マウンドだった。5月25日には負傷後、初のシート打撃に登板し、ステップを上がってきた。次回は長いイニングを投げる見込み。「個人的には、もう1試合ぐらい、しっかり投げられれば、1軍に復帰できる状態と言えるようにはなると思う。最終チェックの段階になってくると思う」と早期の1軍復帰へ、さらにギアを上げていく。

【関連記事】巨人ニュース一覧