ロッテが16イニングぶりの得点だ。0-3の5回1死一、三塁。阪神先発の桐敷から、岡大海外野手が中前適時打で口火をきった。「チャンスだったので、まずは1点ずつ返そうと思い打席に入りました」。さらに2死満塁からポランコが、ファウルで粘った末に、押し出し四球を選んで加点。山口も1-1から詰まりながらも右前にしぶとく運んだ逆転の2点適時打で、一挙4得点を挙げた。

先発の小島は浦和学院(埼玉)時代以来3586日ぶりの甲子園マウンドに立った。2年春は優勝。同夏は初戦の仙台育英(宮城)戦で9回途中10失点以来だ。本来は2日に先発予定も雨天中止で中11日。「登板間隔が空いて、投げたい気持ちがウズウズしているので、この気持ちを明日ぶつけられるように頑張ります」と臨んだが、序盤から毎回先頭打者を出して苦しんだ。

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