ロッテのサヨナラ負けを阻止したのは、若き救援陣だった。

7-7で迎えた延長10回、右腕の東妻勇輔投手(27)が先頭の阪神梅野を133キロのスライダーで見逃し三振。続く木浪はフォークで、代打ミエセスはスライダーで空振り三振に斬った。

11回は左腕の坂本光士郎投手(28)だ。近本を内角スライダーで見逃し三振。中野は外角スライダーで空振り三振。ノイジーも150キロ超の直球で追い込むと、最後はスライダーで見逃し三振を奪った。

12回は右サイド横山陸人投手(21)がマウンドを託された。5回に左越え本塁打を放っている大山、4回に中越え三塁打の佐藤輝を連続で空振り三振。3人で8者連続奪三振。森下は投ゴロで5時間7分の熱戦を締めた。

吉井理人監督(58)も「勝てれば良かったんですけれど、若いリリーバーが頑張ってくれました」と感謝した。【鎌田直秀】

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