打撃不振で2試合連続スタメン落ちとなった阪神佐藤輝明内野手(24)が、2試合ぶりに出場した。

9回1死一、二塁の場面で渡辺諒の代打で登場すると、球場のボルテージは一気に上がったが、オリックス山崎颯の変化球に二ゴロに倒れ、好機を広げることはできなかった。佐藤輝は「なんとかしたかったんですけど…」とぽつり。これで2本の三塁打を放った7日楽天戦の4打席目から15打席連続でノーヒットとなった。

岡田監督は「真っすぐのヒット言うたら、何打席出てないと思う? 楽天(戦)でもあれ、両方とも変化球やで、三塁打な。真っすぐをはじきとばされへんからなあ。今日も変化球やろ。そういうことやん」と指摘。直近では5月26日の巨人戦で鈴木康から打った左前打が151キロの直球だったが、交流戦ではほとんど直球を仕留められていない。「次、頑張ります」。佐藤輝は、悔しさをかみしめながらリベンジを誓った。

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