阪神園芸が流れるような作業で試合開始を導いた。

この日、雨が降り続いた甲子園では阪神園芸のスタッフが午後5時48分、内野黒土部分の全面シートの撤去を開始した。同5時50分にはナイター照明が点灯。約20分かけ、超巨大なシートの撤去を完了させた。手際のいい作業に甲子園には拍手が起こった。

同5時35分には、「ご覧のような天候ですから、試合開始を遅らせて行う予定でございます」と場内アナウンスが流れていた。同6時10分には「午後6時40分に試合開始予定」という旨がアナウンスされた。

その後、グラウンド整備、白線引きをスムーズにこなした。シート撤去開始から約50分で、阪神園芸が無事に試合開始を導いた。

◆阪神園芸、この日の整備の流れ

▼12日の試合後から内野黒土部分に全面シートをかぶせる

▼午後5時48分 シートの撤去を開始。総勢30人のスタッフでシートを動かす。シートを左翼芝生へ移動させ、水を取り除いた後、折りたたみ作業開始

▼午後6時7分 シートを巨大ローラーに取り込み撤去完了。甲子園に拍手が起こる

▼午後6時8分 遊撃付近にできた小さい水たまりに砂を入れる。阪神の選手がライトでアップ開始

▼午後6時10分 午後6時40分試合開始予定とアナウンスされる

▼午後6時12分 両チームのスタメンがビジョンとアナウンスで発表される

▼午後6時15分 内野黒土をブラシで整備、最終調整

▼午後6時22分 白線を引き始める

▼午後6時34分 阪神岡田監督、DeNA三浦監督がメンバー表交換

▼午後6時39分 プレーボール