立大は、プロ志望届を提出した池田陽佑投手（4年＝智弁和歌山）が好投したが、逆転負けを喫した。

捕逸や悪送球が失点につながり、開幕から3連敗。溝口智成監督（55）は「エラーは仕方のない部分もあるが、2点の差に表れた。競ることができたし、勝機はあった」と悔しさをにじませた。

池田は、直球をコースに投げ分けて4回までパーフェクト。1点リードで迎えた5回2死から捕逸で同点に追いつかれると、6回に勝ち越された。

9日の今秋開幕戦で慶大打線に6回を9安打3失点。「開幕戦でよくなかったので、このままではダメだと思った」とブルペンでフォームを微調整して臨んだ。「自分が粘れば、勝てると思っていた。ゾーンに直球を投げて、ファウルを取れていたことはよかった」と手応えあり。

プロ志望届をすでに提出しており「（大学入学した）4年前からそのつもりでやってきた。出せる力を出し切りたい」と話した。