そら、将棋も野球もアレよ。阪神岡田彰布監督(65)が、将棋で史上初めて全8冠制覇した藤井聡太8冠(21)に、強烈な刺激を受けた。日本将棋連盟からアマ三段と認定されたほどの腕前を持つ指揮官は、最後1手1分未満で指す「1分将棋」で逆転勝利した藤井8冠の勝因をチェック。18日からCSファイナルステージを迎えるが、短期決戦は「感性やんか」と最後は感性の勝負になると力説した。

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◆阪神岡田監督と将棋 岡田監督は小学生のころから将棋を指していた。第1次政権の08年1月には日本将棋連盟からアマ三段と認定された。この時に「現役時代はロッカー室で5分、10分の早指しの将棋しかしていなかった。相手がどう打ってくるのか探るのが好きだからな」とコメントしている。好きな駒は桂馬。「昔から桂馬の高飛び歩の餌食言うて。ほんまは前にしか行けへんのやから、結構、桂馬は武器になるよな」と好む。同様に直線的な飛車よりも斜めの角の方を好んで使う。

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