日本ハムはドラフト1位入札で3人の「くじ引き役」が登壇した。

1人目は「オレの右手から金粉が18メートル出てるんだって」という特殊な強運を持っているとされた新庄剛志監督(51)だったが、巨人と競合した中大・西舘勇陽(ゆうひ)投手(4年=花巻東)の交渉権獲得に失敗した。

外れ1位では大阪桐蔭・前田悠伍投手(3年)に入札も、今度はソフトバンクと楽天と競合。ここで新庄監督はくじ引き役を“解任”され、登壇したのは小村球団社長。しかし、ここでも当たりくじは引けなかった。

外れ外れ1位では東洋大・細野晴希投手(4年=東亜学園)に入札し、次はロッテと競合。ここで小村球団社長に代わって、3人目のくじ引き役は稲葉GMが満を持して登壇し、三度目の正直で当たりくじとなる交渉権を獲得した。