巨人の新人12選手が初々しさ全開で新設の寮を見学した。

22日、川崎市のジャイアンツ球場と室内練習場に加え、完成間近の新しいジャイアンツ寮を訪問。プロ野球選手としての生活の第1歩を過ごす“原点”の地に初めて足を踏み入れた。

充実した施設にルーキーたちは目を輝かせた。ドラフト1位の中大・西舘勇陽投手(21)は「施設がすごすぎて、実感わかないというか…。素振りの環境とか、すぐ自分のトレーニングができる環境があった。伸びる環境が整ってると感じたので楽しみです」と野球漬けの日々に胸を高鳴らせた。同2位のホンダ鈴鹿・森田駿哉投手(26)も「めちゃくちゃきれいでした。有効活用できれば」と思い描いた。

寮はクラブハウスのすぐ隣に作られる。渡り廊下で移動すれば隣の棟には、最先端の機器を使った動作解析などが可能なラボラトリーやトレーニングルームも完備される。現在は寮と球場が約2・5キロ離れており、寮生のほとんどは自転車で10分ほどかけて通っているが、室内練習場を含めた全てが一体化されることで、いつでも野球に没頭できる環境が整う。ピカピカの新しい寮と“同期”の23年ドラフト組が、充実の施設から大きく羽ばたいていく。【小早川宗一郎】

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