阪神ドラフト1位の青学大・下村海翔投手(21=九州国際大付)が成人式で訪れて以来となった甲子園に足を踏み入れ、感動を口にした。

新入団選手8人(育成2人を含む)で室内練習場でのトレーニング指導を受けた後、球団の各施設見学を実施した。地元である兵庫・西宮市の成人式は毎年甲子園で開催される。新人選手の中には初めて同球場を訪れた選手もいた中、約2年ぶりの聖地訪問。「小さい頃から甲子園がそばにあったのですごく楽しみ。まだ想像はできないです。マウンドに立ってるのは」と初々しく笑った。

甲子園歴史館の見学では、バーチャルバッティングセンターのピッチングコーナーで“初投球”。右投げで6球、左投げで5球を投げた。「ストラックアウト楽しむなら左の方がいいかなと思って」と照れ笑いだ。年齢も違う同期たちだが、見学中に会話をするシーンも。「同期は特別なものと、いろんな人から聞く。支え合って頑張っていきたい」。新しい仲間とプロの世界に足を踏み入れる。

▽ドラフト2位椎葉 ガラッと環境は変わるけど、独立リーグで培ったハングリー精神は忘れずにやっていきたい。

▽ドラフト4位百崎 ファンの方々も声をかけてくださった。早く1軍に上がって、熱い戦いができるように頑張りたい。

▽ドラフト5位石黒 あそこのマウンドに立ってみたいと、より思った。広いよりもきれいだなと一番思いました。

▽ドラフト6位津田 (1番興奮したのは)ロッカールームで大山さんとか選手の方々がおられた。すごい、こんな感じなんだと思った。大きかったです。

▽育成ドラフト1位松原 甲子園のブルペンも入って、室内もでかい。環境はバッチリな印象はあります。

▽育成ドラフト2位福島(施設見学中に白鴎大の先輩大山に遭遇し)よろしくねって言ってもらって。テレビの中で見てた人なので不思議な感覚です。