野球殿堂博物館は18日、今年の殿堂入りメンバーを発表し、元審判員の谷村友一氏(故人)が特別表彰で選出された。
谷村氏は高校、大学、社会人、プロ野球の審判を経験。一般企業勤務からプロ野球の審判員に転身した。日本野球機構(NPB)の森健次郎審判長(59)が人柄を明かす。「私が入った時の指導員だった。中日の2軍キャンプに参加しまして。とにかく朝起きてから、そして練習から帰ってきて、お風呂から出たら、食事まで規則の勉強。食事が終わったら(午後11時の)プロ野球ニュースが始まるまで規則の勉強。それが約1カ月間。非常に真面目な方で、ユーモアもあって。曲がりなりにも審判を38年間、続けてこられたのは谷村さんのおかげ」と感謝した。
谷村氏は22年7月に94歳で亡くなった。「(審判を)好きではだめ。愛さなきゃだめ」と教わったことが印象深いという。「できたらご存命のときに(殿堂表彰を)いただいたらよかったなあと、あらためて思っています」としのんだ。



