球団新記録となるハマスタ11連勝は、次戦に持ち越しとなった。横浜スタジアムで10連勝中のDeNA東克樹投手(28)が今季9度目の登板に臨んだ。広島先発の大瀬良と息詰まる投手戦を演じ7回まで無失点で抑えるも、1点リードの8回に追いつかれて降板した。8回113球を投げ10安打1失点と好投したが、勝ち星はつかなかった。
打線が初回に広島先発の大瀬良を打ち崩し先制の1点の援護を受けると、東はテンポよく投げ込んだ。スライダーやチェンジアップ、ここぞの場面では100キロ~110キロ台のカーブを多投。緩急をつけた投球でアウトを重ねた。4回と6回には小園、末包の連打を許して三塁まで進塁されるも踏ん張り、後続をしっかり抑えてホームを踏ませなかった。
悔やまれるのは8回。秋山の右前に運ばれ初めて先頭打者を塁に出すと、続く矢野は犠打で1死二塁。3番菊池を遊ゴロに仕留める間に秋山は三塁に進ませ、2死三塁のチャンスを作られて4番小園と対決。カウント2-2からの5球目のスライダーを打たれ、一塁への内野適時打で同点に追いつかれた。後続を抑え追加点を与えなかったが「粘り強く投げることはできましたが、8回の小園選手のところは自分の失投でもったいなかった」と振り返った。
試合は広島に延長10回に3本の本塁打を浴び逆転負けを喫したが、東自体はこれで開幕から9試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)達成。昨季も含めれば、23年8月4日の阪神戦(横浜)から19試合連続のQSと安定感は抜群だ。勝利こそつかなかったが、三浦監督も「本当によく投げてくれたと思います。1点は取られましたけど、頑張ってくれたと思います」とたたえた。



