19歳が大仕事! オリックス斎藤響介投手がプロ5戦目で初勝利を挙げた。
岩手・盛岡中央から高卒2年目の右腕。交流戦で巨人から白星の10代投手は球団では18年山本、21年宮城以来。5回1安打無失点、6三振の堂々の内容で尊敬する先輩に続いた。
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高卒2年目のプロ初勝利。順風満帆に見える斎藤も、やはり苦しんだ時期があった。高1春の練習試合での初登板は、何と1イニング11失点だったという。盛岡中央の奥玉真大監督(49)が振り返る。
「打たれてコールド負けとか、うまくいかない時もいっぱいありましたが、気分を態度に一切出さなかった。打たれてもしっかりバックアップやカバリングに入るし、任されたマウンドはやり抜く姿勢がありました」。普段のほんわかした空気感から「田舎の少年」と苦笑いで形容するが、心身に宿る芯の強さを当初から感じ取っていた。
同校の部訓「球道即人道」は、奥玉監督の出身校であるPL学園の部訓でもある。斎藤も、これを好きな言葉にしている。「普段の行動からつながってくる、みたいな意味らしいです」。慢心せず、野球を学んで、人としての道を学ぶつもりだ。【大池和幸】



