西武が33イニングぶりに得点を挙げ、連敗を5で止めた。プロ2度目の4番に座った岸潤一郎外野手(27)が1点リードの3回1死一、二塁で左翼席上段まで運ぶ5号3ラン。「飛距離的には飛んで入ったかなと思った。あとは切れるな」と願った打球はフェアゾーンへ飛び、点差を4点に広げる貴重な1発となった。

前日の試合は3試合連続完封負けで、32イニング連続無得点となり球団ワースト記録を更新していた。しかしこの日は12日広島戦以来6試合ぶりに先取点を奪った。1回先頭西川が二塁打で出塁。1死三塁から3番栗山の右犠飛で先制に成功した。7回には中前打を放ち、2安打3打点と打線を引っ張った岸は「打順は一切関係ないので、自分のやれることを」ときっちり仕事を果たした。

試合前練習では珍しいシーンがあった。通常野手陣はフリー打撃を行うが、打撃ケージを置かず、ティー打撃のみ。グラウンドでは内野と外野がそれぞれノックを受けて調整した。渡辺GM兼監督代行は「ちょっと流れを変えたいというところで。いい攻撃が序盤からできて、主導権を握れた。涙が出てくるよ」と試合後、笑って冗談を交えつつ勝利をかみしめた。【山崎純一】

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