中日高橋宏斗投手(21)が8回4安打無失点で7勝目を手にした。無四球&今季最多12奪三振の隙のない投球でチームの連敗を3で止めた。

「いい状態で試合に入っていけた。うまく粘れたと思う。(先制弾の)細川さんのおかげです」。無失点ロードをひた走る右腕は声をはずませた。

首位をいく巨人、難敵の戸郷相手に一歩も引かない。自らの暴投も絡み、無死二塁の同点ピンチを迎えた4回の投球は圧巻だった。3番ヘルナンデスを143キロスプリット、4番岡本はこの試合最速155キロでいずれも空振り三振。トップギアで走者を二塁にくぎ付けにし、細川の先制弾による1点を守った。

7回には岡本和に初球を左翼ポール際へ大ファウルを浴びた。「アブねえ」と肝を冷やしたが、その後は144キロスプリットで三振を奪うなど、この回も3回に続く2度目の3者三振でスタンドを沸かせた。戸郷との投げ合いを制した右腕は「めちゃくちゃいい人で勉強させてもらっている。お互いにいい意識の中、試合ができた。戸郷さんにも感謝したいなと思います」と笑みを浮かべた。

6月28日のDeNA戦から続く連続無失点イニングは「26」に伸びた。規定投球回が目前に迫る中で防御率は驚異の0・52。今季、被本塁打もない。4年目右腕の進化が止まらない。

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