オリックスが8月初の連勝で、実に7カードぶりの勝ち越しを決めた。宗佑磨内野手が2-2の7回1死から決勝ソロ。今季298打席目での1号アーチが千金弾となった。「お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません」。お立ち台では、あの有名なフレーズで京セラドーム大阪を沸かせた。
フルカウントから西武松本の直球を振り抜いた。「今年はとらえてもあまり飛ばない感覚。入るかな」と不安がよぎったが、右中間席へ無事に届き、喜びを爆発させた。これが7月10日以来の打点にもなった。8月の月間打率は試合前まで1割5分4厘だった。
不振脱却へ、最近の練習では体のキレを出すためのティー打撃などに取り組んでいる。「今までやってなかった練習。今年は体の動きがずっと良くなくて、ずるずる来てしまった。何かを変えようと(首脳陣に)提案してもらった。やらない選択肢はない」と流れを呼び込むのに必死だった。
昨年話題となった「キングオブコンビ」の「むてっぺき」で相方だった中川が6日に1号。その勢いに続いた。中嶋監督も「最近、当たりの強さが出ていたのでいつかと思ってた」とうなずいた。チームは7月中旬からの10連敗もあり5位に低迷。CS圏の3位とは8ゲーム差あるが、懸命に食らいつく。【大池和幸】



