西武ドラフト1位が決まった明大・小島大河捕手(4年=東海大相模)が23日、ドラフト指名後に金メダル的なものを付け、記念撮影に臨んだ。今季西武の応援席などで大流行した通称“クソデカネックレス”(以下「クソデカ」)だ。
球場や試合中継で気になった他球団ファンも多いことだろう。金色の鎖がついたジャラジャラしたやつである。シーズン途中からはお立ち台で選手たちも付けていた。23日昼、明大取材へ向かう新人記者に私物のクソデカを託した。「西武に決まったら、これを小島選手の首に」と。
獅子はわが子を千尋の谷に落とす-。太平記の言い伝えの逆の行動に、西武ファンの一定勢力がお熱になった。観戦遠征や旅行にクソデカを持参し、一緒に撮った写真をSNSにアップする。例えば「クソデカネックレス、吹割の滝だよ」といった感じ。「#旅するクソデカネックレス」なるハッシュタグで、獅子党たちがはしゃいだ。
うらやましくなり私も買った。税込3900円。美唄合宿や九州ドライブに同行させた。妙な愛着がわくから不思議だ。でもかわいいからこそ旅させねば。ドラフト候補生の晴れの1日。絶対にクソデカが映える、との使命感で旅に出した。新人記者にはもう1つ伝えていた。「小島選手がクソデカほしがったらそのままあげていいよ」と。
新人記者からラインが来た。「小島大河選手、ほしいそうなので渡しました。『いいんですか!? うれしいです、家宝にします』とのことでした」。
クソデカ、幸せになるんだよ。【金子真仁】



