先発転向を目指す楽天西口直人投手(29)が、立ち上がりで苦しみながらも試合をつくった。

オープン戦で今季初先発。初回1死一、二塁から日本ハムの4番郡司に先制適時打を浴び、なおも1死満塁から西川に中犠飛で追加点を許した。いずれの失点も直球を捉えられた。

2回以降は変化球主体の投球で好投し、2回から4回まで3者凡退。5回は先頭の上川畑に右前打を打たれたが、続く山県を二ゴロ併殺、矢沢を二ゴロに打ち取った。「もっと変化球をゾーンに投げてきて大丈夫だからって(捕手の)伊藤光さんに言っていただいて。カーブだったりチェンジアップをゾーン上げて、ストライク先行でやれたことがバッターが打ち損じてくれたりした要因かなと思います」と復調した要因を挙げた。

5回を77球、4安打2失点。最速は149キロだった。直球の出力に課題を感じたというが「悪いなりにテンポ良く打たせて取れたのは良かった」と話した上で「自分の理想としては、あのピッチングの中で全体的な球速を5キロから8キロぐらい上げていければいいんじゃないかなと思います」と振り返った。

今後に向けては「本当に課題は山積みだと思う。開幕に入るには日数は少ないんですけど、次どこか投げるチャンスをいただければ、そこでしっかりとアピールしたいなと思います」と力を込めた。