“けんけん”で見事に修正した。巨人ドラフト3位の山城京平投手(22=亜大)がソフトバンクとのオープン戦で先発登板し、5回66球3安打無失点と好投した。2回に迎えた同郷・沖縄の先輩山川との対戦では「ちょっとだけ意識しました」と132キロのツーシームを内角低めに決め、空振り三振に切った。

危なげない投球とは裏腹に、ヒヤヒヤさせる試合前だった。ブルペンでは球が走らない。本調子とはほど遠かった。「ひどかった。すごく心配になった」と見かねた内海投手コーチが、けんけん足で投げるステップスローを提案。ベンチ前のキャッチボールで実践した。毎回ベンチに戻るたび指摘を受け「軸足の使い方を変えられた」。しっかりと立て直し、プロ入り後最長の5回まで投げ抜いた。

これで実戦デビューから10回2/3を無失点。開幕ローテーション入りへ「いい悩みが増えた」と阿部監督。同じく0行進の好投を続けるドラフト1位の竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)とともに、開幕2カード目までに新人が2人先発すれば、巨人では62年城之内、柴田以来となる。山城は「まだ満足していない。これから試合を重ねて悪いところも出てくる。課題をつぶして(いきたい)」と引き締めた。【北村健龍】

◆山城恭平(やましろ・きょうへい)2003年(平15)9月20日生まれ、沖縄県出身。興南から亜大を経て25年のドラフト3位で巨人に入団。好きなアイドルは乃木坂46の賀喜遥香。175センチ、82キロ。左投げ左打ち。

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