<中日5-3日本ハム>◇16日◇ナゴヤドーム

 中日の岩瀬仁紀投手(35)が、リーグトップの今季16セーブ目を挙げ、史上3人目、左腕では初の通算250セーブを達成した。初セーブは1999年6月23日の巨人戦。

 5-3の9回に登板した岩瀬は1回を無失点に抑え、通算252セーブの佐々木主浩(元横浜、日米通算381セーブ)、通算286セーブの高津臣吾(元ヤクルト、日米通算313セーブ)に続いて大台に到達した。昭和生まれで通算200勝、2000安打、250セーブなどが条件の「名球会」の入会資格を得た。

 岩瀬は西尾東高(愛知)、愛知大、社会人のNTT東海(当時)を経て99年、ドラフト2位で中日に入団した。1年目から中継ぎで活躍し、04年から抑えに転向。05年にシーズン最多記録の46セーブをマーク、昨季は史上初の11年連続50試合登板、5年連続30セーブを果たした。

 [2010年6月16日22時39分]ソーシャルブックマーク