<羽ばたけ
楽天ルーキーズ:ドラフト4位
古川侑利投手=18、有田工>
がっしりした太ももに、思わず目が奪われる。古川は「スクワットのマックス(自己最高)は130キロです。今は、もう無理ですけどね」と明かした。トレーニングウエアの上からも、投球の土台である下半身が鍛えられていることがはっきり分かる。
努力のたまものだ。高校では、ウエートリフティング部のメニューを入手。地道にトレーニングを続け、強靱(きょうじん)なボディーを手に入れた。15日に仙台大で行われた筋力測定では、高校生ながら新人9人の中でトップクラスの数値をたたき出した。多くの選手を見てきた秋田トレーナーも「筋力バランスは一番良かったです。高校生で、あれだけの数値を出すのはすごいことですよ」と驚いていた。
高校生離れした肉体を持つが、グラウンドを離れれば素朴な青年だ。好きな芸能人を聞かれると、「本当に、不思議なほど興味がないんですよ」と、照れ笑いを浮かべた。ひたすら野球に打ち込む毎日。今日18日からの新人合同自主トレ第2クールでは、ブルペン投球を行う予定だ。1歩ずつ、プロの階段を上る。【古川真弥】
◆古川侑利(ふるかわ・ゆうり)1995年(平7)9月8日生まれ。佐賀・武雄市出身。有田工3年夏に同校初となる甲子園出場を果たす。1回戦の大垣日大戦で9回4失点完投勝利。最速148キロの直球に、キレのあるスライダーが武器。契約金3000万円、年俸600万円(ともに推定)。178センチ、78キロ。右投げ右打ち。



