<練習試合:西武9-0広島>◇20日◇南郷
広島が20日、今季初の対外試合となる練習試合の西武戦(南郷)で大敗を喫した。打線は5安打で無得点に終わり、投手も打ち込まれて9失点。0-9の一方的な展開で敗れた。マーティー・ブラウン監督(46)も「打席で食らいつく打撃をしてもらいたい」と、ナインに勝利への執念を求めた。昨年、日本一に輝いた西武ナインに圧倒された今季の初陣。屈辱をバネに、戦闘態勢を整えていく。
屈辱にまみれたスタートだった。4年目のブラウン体制。09年初めての対外試合は、散々な結果に終わった。若手主体のメンバーとはいえ、王者西武の実力に圧倒された。野手は速球に詰まらされ、投手は投げた球が上ずり痛打される。ブラウン監督も渋い表情だ。
「打席で食らいついてやっていこうという打撃をしてもらいたい。ファウルで粘って、そこで打っていくのをやってもらいたい」
まだ実戦段階に入ったばかりだが、西武打線との仕上がりの差は歴然だった。「おかわり君」こと中村の先制3ランなど、12安打9得点と大爆発した。一方、赤ヘル打線は5安打で無得点。注目株の新人岩本も3打数無安打に終わる。打席での粘り、鋭いバットスイング…。上位進出を果たすための課題が浮き彫りになった。指揮官も言う。
「今日は公式戦ではないが、試合のなかで、いろんなことを学べる。自分たちがどういう状況にいて、これをどう生かすかだよ」
試合後には三塁側ベンチ前でナインを集め、ミーティングを行った。「開幕はまだ先。この期間で、自分たちが何をしていくべきか分かっている」と同監督。勝ち抜くために大切な執念やしたたかさを身につけ、覇者との差を埋める。【酒井俊作】
[2009年2月21日12時25分
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