<西武1-3中日>◇21日◇西武ドーム

 監督通算500勝の瞬間、中日落合博満監督(56)はいつものように選手たちを握手で迎えた。「忘れてた。チェンがボールを持ってきて思い出した。別段、大したことじゃない。長いことやっていればいくんじゃない」と、オレ流節をさく裂させた。4回、右脇腹痛をこらえて出場する和田が、涌井からバックスクリーンへリーグトップに並ぶ14号2ラン。何倍も重い先制点。和田は「節目の試合で打てて良かった」と、古巣での初本塁打を喜んだ。落合監督は「オレも経験がある。痛みがとれるまで3カ月かかったけど、試合に出たよ」と現役時代をだぶらせながら、DHで起用し続けた。

 最も印象に残っている試合は監督初戦となった04年4月2日の広島戦。「最初がなければ次はない。そういう意味でいえば04年の一番最初のゲームだろう」。3年間1軍登板のない川崎を開幕投手に起用したが、5失点でKO。しかし逆転勝ちした。エース川上を3戦目に起用することで3連敗のリスクを避け、川崎の起用でチームに刺激を与えるのが目的だった。908試合目。連敗を2で止め、2位に浮上した。【鈴木忠平】

 [2010年5月22日7時44分

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