広島マイク・シュルツ投手(30)が米国で腰の検査を受ける。球団が28日に一時帰国を発表。30日に日本をたつ。再来日は検査後の状態をみての判断で長期離脱の可能性もある。

 シュルツは来日3年目の今季もセットアッパーとして活躍していた。守護神永川勝がリタイアした際に抑え役もこなしたが、腰痛を訴えて16日に登録を抹消。静養に努めていた。

 広島市内の病院で2度診察を受けたが、状況は変わらなかった。シュルツ本人の希望で、米国でかかりつけだった医師の診察を受けることになった。

 いずれにせよ当面復帰は期待できず、万が一、手術を要する診断結果となった場合は長期間の戦線離脱は避けられない。大竹と永川勝が故障から復帰したばかりだが、シュルツの帰国、治療はチームにとって痛手だ。野村監督は「なってしまったことは仕方がない。今いる戦力で頑張るしかありません」と頭を切り替えていた。

 [2010年5月29日10時7分

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