<ロッテ2-2広島>◇9日◇千葉マリン

 ロッテ大松尚逸外野手(27)が土壇場で同点の2点二塁打を放った。0-2で迎えた9回2死一、二塁。「ホームで負けていないデータに期待感があった。このまま終わるはずがない」と打席に入り、広島前田健の122キロスライダーをとらえた。延長戦に持ち込む一打を「うまく失投を打てました」と振り返った。

 右足甲の違和感から3試合ぶりの先発復帰。6球目のチェンジアップを中前にはじき返した第1打席で、直球、スライダー、カーブと「全部の球種が見られた」という。1度見た球はイメージがつくれる。9回の打席はあえて狙い球を絞らずに、残像を利用した反応で打つことができた。

 敗色濃厚だった試合を引き分け、西村監督は「何とか追いついて、選手はよくやってくれた」と評価。交流戦のホーム不敗を9試合に伸ばし、4年ぶりの交流戦優勝に望みをつないだ。【斎藤直樹】

 [2010年6月10日7時46分

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