<オリックス11-2ソフトバンク>◇3日◇スカイマーク
ソフトバンク小椋真介投手(30)が自己ワースト9失点で8敗目を喫した。6回途中でKOされてベンチに戻ると、タオルで頭をかきむしった。「今日はダメやった」。自身のふがいなさに、いら立ちを隠せなかった。
5回終了時点で被安打は4。だが、スコアボードには「7」の数字が刻まれていた。5つの四死球が失点に直結した。1回に2死から後藤を歩かせ、カブレラに内角低めの直球を痛打されて先制2ランを被弾。2回にも四球で出した走者に生還を許し、5回に再び同じ過ちを繰り返した。2死から四球、死球で一、二塁のピンチを招き、カブレラに適時打、T-岡田にはダメ押しの3ランを浴びた。
「追い込んでから1球で決めないかんところを決め切れんかった」。与えた4四球はすべてフルカウントから。根負けが惨敗を招いた。チームにとって2ケタ失点は8月6日の西武戦以来24試合ぶりだ。
“内弁慶”を克服できない。屋外球場では今季8試合に登板して2勝4敗ながら防御率は9・43。試合後は「(乱調の原因は)マウンドじゃない」と言い訳しなかったが、計27回2/3で28四死球を与えるなど制球を乱す場面が目立つ。福岡ヤフードームで行われた前回8月26日の対戦では5回2/3を3安打0封と抑えていただけに、首をかしげるような別人ぶりだった。
秋山監督も「見ての通りだよ。追い込んでから歩かせたり(四死球で)わざわざカブレラに(打順を)まわしたりね」と嘆いた。高山投手コーチは今後の起用について「これから(話し合って)ね」と言葉を濁した。最後に挙げた白星は7月14日の楽天戦。小椋がシーズン最終盤で瀬戸際に立たされた。【太田尚樹】
[2010年9月4日11時28分
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