<東都大学野球:中大6-3亜大>◇第1週第2日◇8日◇神宮

 中大は、トルネード左腕の島袋洋奨主将(4年=興南)が、5連続四死球の大乱調で2回途中降板したが、打撃陣が逆転し、亜大に勝利した。8回に小川拓真内野手(3年=静岡)が決勝打を放ち、1勝1敗の五分に戻した。

 トルネード左腕島袋の大乱調を、打撃陣がカバーして競り勝った。2回1死から5連続四死球で降板。秋田秀幸監督(58)は「ブルペンではいいボールを投げても、試合では腕が振れない。あの子が一番歯がゆいと思う」と心配する。巨人スカウトのスピードガンでは149キロを計測したが、抜けたボールが直接バックネットにぶつかることもあった。