侍のキングは俺だから! 追加招集の侍ジャパン山崎颯一郎投手が、東京ドームでの準々決勝前日練習に合流した。
ここまでの4試合は自宅でテレビ観戦し、日の丸への思いを募らせた。オープン戦ではWBC使用球を投げ、予備登録メンバーとして調整を続けてきた。「(栗山監督から)難しい調整になったと思うからごめんねというのと、一緒に頑張ろうとは言われました」と託された。
前夜に宿舎に入ると、オリックスの同学年でチームメートでもある宇田川に電話した。急きょ呼び出し、部屋で語り合った。マジメな野球トークに加えておふざけ話でリラックス。宇田川から「大谷さんとか、ダルビッシュさんとかもいる中で、どういう感じでいくの?」と聞かれ「俺がキングだから」と繰り返した。「それしか言わなかったです」と苦笑いの宇田川も「キングは俺だよ」と応戦。互いに王様の座は譲らなかった。
栗山ジャパンのラストピースとなった“キング山崎”は「うれしいですし、すごく光栄なことなので。経験になるので、しっかり生かしたい」と決意を込めた。世界のキングまで、残り3試合。心の準備はできている。【小早川宗一郎】
○…中野が“恐怖の8番”として1番ヌートバーにチャンスで回す。1次ラウンドは全4試合に出場し10打数3安打、4四球で出塁率は5割。「出塁を求められると思うので貢献できるようにしたい」と力を込めた。右手小指を骨折した源田はグラウンドでの打撃練習を再開したが、まだ万全ではない。「8番遊撃」でスタメンの可能性が高い背番号7が、一発勝負の準々決勝でも仕事を果たす。




