巨人ドラフト1位ルーキーの竹丸和幸投手(24)が自己最長タイの6回を投げて6安打2失点と粘投し、ヤクルト山野に並んでリーグトップの4勝目を挙げた。
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ベンチに戻った竹丸は、内海投手コーチとグータッチを交わした。「よく粘った」。6回94球6安打2失点とリードを守り切った。
この日は内海コーチの誕生日。練習に集合した段階から「今日俺の誕生日」と何度も伝えられ「結構プレッシャーというか…」。これまでの登板とはまた違う緊張感を持っていた。
だが、試合が始まると堂々とした姿に早変わり。初回、秋山、菊池、小園と3者連続三振。「1球1球、しっかりミットを目がけて」と、代名詞のポーカーフェースでアウトを重ねていった。
師匠とは共通項も多い。球団の社会人左腕では同コーチ以来となるドラフト最上位指名での入団。普段から「すごく明るくて、話しやすい雰囲気でやってくださるので。ここまでやれてます」と肩の力を抜いてくれる存在でもあった。
入団時は「(巨人の左腕といえば)内海投手が一番パッと思い浮かびます」と話していたルーキーは、早くもリーグトップタイの4勝目をあげた。「勝てて良かったです」とバースデー白星を届け、ほっとした竹丸。内海コーチは「最高 ! 」と後輩の勝利を喜んだ。大先輩の支えも借りながら“巨人の左腕”を背負っていく。



