米ロサンゼルスを拠点とする「逆輸入ボクサー」が、日本での初勝利に挑む。WBOバンタム級10位の秋次克真(28)は20日に東京・両国国技館で行われる契約8回戦でヘルラン・ゴメス(26=フィリピン)と対戦する。19日に行われた前日計量をパスし「できることはやってきた。今回は負けられない」と意気込みを語った。
地元和歌山で7歳からボクシングを始め、大阪・興国高を2年で中退し、渡米した。米国でプロデビューから14戦全勝の結果を引っさげて凱旋(がいせん)した今年4月のホセ・カルデロン(メキシコ)戦では、終盤に失速して判定負け。母国で勝利を届けられなかった。
敗戦を機に「次のステップに行きたい」と、トレーナーをシャディード・スルキ氏に変更し、新たな挑戦を続けてきた。今回の試合までの準備期間は1カ月と短かったが「修得できていないこともいろいろあるけど、新しい引き出しも増えてきた」と確かな手応え。「今回は前に行くだけではなく、足を使ったアウトボクシングも見せられると思う」と進化した姿の披露にも自信を見せた。
プロとして初めて母国で戦った前回の試合を「ちょっと緩んでいた」と反省。「今回は家族とか関係なく、試合だけっていう考えで日本に来られている」と臨む2戦目では、粘り強い戦いで日本での初勝利をつかむ。

