大関霧島(30=音羽山)が、関脇熱海富士(23=伊勢ケ浜)を押し出し、7勝1敗で中日を折り返した。

左前みつをつかみ、右も差しかけた。熱海富士に左上手を許して起こされかけ、土俵際まで詰まる。それでもまわしを切って踏みとどまると、差し手を返して一気に逆襲。正面から押し出した。

「よく残って、そこから焦らずに」。勢いを受けても崩れなかった。「相手は勢いで出てくる力士なので、まずそれを止めることを考えて。しっかり力を出すことができました」と振り返った。

綱とりに臨む場所で、1敗を堅持した。それでも「今まで取った相撲を忘れて、他のことは考えずに一番一番やっていくことが大事」と足元を見る。賜杯(しはい)への意識にも「それを考えずにいきたい。楽しんで、楽しく」と、力みはない。力を出し切ることだけを考え、後半戦へ進む。

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