WWEで活躍した人気スター、ザ・ロック(ハリウッド俳優ドゥエイン・ジョンソン=50)の長女シモン・ジョンソン(20)のWWEデビューが間近となっている。5月末に新リングネーム「アヴァ・レイン」になったとSNSで報告したばかり。20年2月にWWEパフォーマンスセンター(道場)に入門し、同5月に契約を結んだシモンはレスラーとしてのトレーニングを開始していた。

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「ロック様」の長女が、ついにWWEマットに登場する日が近づいてきたようだ。シモンは5月末に自らの公式ツイッターでアカウント名をアヴァ・レインに変更。同名が新リングネームになったことを報告した。米メディアはWWE傘下のNXTからデビューすると伝えている。

WWEパフォーマンスセンター入門前からヒザの故障を抱え、計3度の手術も受けていた。長いリハビリ期間を乗り越え、現在は順調に回復。道場ではスクワット回数でも高い能力を示しているという。WWE人気スターのDNAを受け継いでいると道場内の評価も高い。NXTマットでデビューが実現すればシモンは父ドウェイン、祖父ロッキー、曽祖父ハイ・チーフ(ピーター・メイビア)に続くWWE初の4代目プロレスラーになる。

シモンは父ロック(ドウェイン)と母ダニー・ガルシアの間に誕生した。両親は08年に離婚し、一人っ子。高校時代はモデルとして活躍し、17年にはゴーデングローブ賞のアンバサダーも務めた。当初はニューヨーク大学進学が内定していたものの、レスラー一族としての血が騒いだのだろう。高校卒業と同時に急きょプロレスの道を選択した。 WWEパフォーマンスセンターで練習開始した際には団体を通じ「私の家族がレスリングととても個人的なつながりがあるということは、私にとって本当に特別なこと。プロレスをすることに加え、そのレガシーを継承するという機会を与えられたことを感謝します」と決意を新たにしていた。

ロックは自身のインスタグラムに「私の長女シモンはWWE初の4代目レスラーになるための道を進んでいる。誇らしい一家の名を継承するが、シモンの道は常に自身が創造し、稼ぎ、つかんでいく、あなた自身のものだ。とても誇りに思う。夢に生きてください」などと祝福メッセージを送った。

米メディアによると、道場内でシモンはベッキー・リンチ、リア・リプリーからWWE最高位女子王座獲得経験者からもアドバイスを受けていると伝えられている。そんな“英才教育”も吸収している「ロック様」の長女という逸材が、マットで躍動する瞬間が待ち遠しい。【藤中栄二】(ニッカンスポーツ・コム/連載「WWEの世界」)