IWGPジュニアヘビー級選手権は、ベスト・オブ・スーパージュニア(BOSJ)優勝のKUSHIDAが、王者高橋ヒロムを破り王座奪還を果たした。

 1月4日の東京ドーム大会で高橋にベルトを奪われたKUSHIDAは、4月の両国大会で再挑戦もわずか116秒で惨敗。屈辱の連敗からBOSJを勝ち上がって挑戦権をつかんだ。

 試合では、エプロンから場外へのパワーボムを食らい失神状態に陥ったが、気力を振り絞り反撃。コーナーからなだれ式バックトゥーザフューチャーを見舞い、最後はホバーボードロックで高橋からギブアップを奪った。

 死闘を制し、三度目の正直で王座に返り咲いたKUSHIDAだが、試合後リングに乱入したBUSHIの毒霧攻撃を浴びてしまう。BUSHIから挑戦要求を受けたKUSHIDAは、無言のまま、控室に引き揚げた。