12年ロンドン五輪金メダリストでWBA世界ミドル級1位村田諒太(31=帝拳)が王者アッサン・エンダム(33=フランス)を7回終了時の棄権によるTKOで下した。

 村田の試合を生中継したフジテレビが7回終了後にCMを入れたため、CM明けに突然、頭上で両手を振る主審の姿と村田の顔が映り、試合の結果がよく分からなかったとインターネット上で不満の声が上がった。「CM明けに、いきなり決着は最悪」「よそ見をしていたら村田が勝っていた」「やってしまった」などファンの怒りの声が相次いだ。また衆院選の投開票日と重なったため、午後8時から8分間、選挙速報が流れた上、画面の下に開票速報を伝える帯が出続けたことにも「邪魔」などと批判があった。