キックボクシングのワンデートーナメント1回戦のもう1試合は、藤田大和(25)が、砂辺光久(38)を3回KOで下し、決勝進出を決めた。

 藤田は、1回、2回と砂辺のボディーを徹底的に攻撃。3回には、そのボディーへの連打で最初のダウンを奪った。立ち上がったところにラッシュをかけ、最後は左フックをアゴに決めKO勝ち。10月のプロデビュー戦では、総合格闘技ルールで那須川天心と激戦を展開。判定で敗れたが、今回はキックルールで再び那須川との決勝に臨む。試合後、藤田は「天心君、しっかり待っといて。天心君倒し、しっかり優勝します」と会場のファンに宣言した。