「世紀の一戦」再び-。50戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)と6階級制覇のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)が再戦する可能性15日、浮上した。

メイウェザーが自らのSNSで同日に東京・お台場で開かれたイベントで、来日中のパッキャオと再会したことを報告し「パッキャオと対戦するために戻る」と投稿した。

対戦が実現すれば15年5月以来。当時ファイトマネーの合計が330億円以上ともいわれたビッグマッチ。試合はメイウェザーが3-0の判定で制している。

パッキャオも自身のSNSでメイウェザーと対面した動画をアップ。その映像ではメイウェザーがパッキャオを見つけて「やろうぜ」と呼びかけ、それに呼応して「Letsdoit」と返答。さらにメイウェザーがパッキャオを指さして「easy(楽勝だぜ)」と挑発する姿が映し出されている。自身が独白するもようも収められていた。メイウエザーが独白するもようもあり、その中で「12月に俺はカムバックすることを決めた」と語っている。

メイウェザーにとっては17年8月、総合格闘技UFCの2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)とのボクシングルール戦以来のリングとなる。

パッキャオは14日に都内でアスリートサポートパートナーに就任したトレーニングギアSIXPAD(シックスパッド)の新商品発表会に出席し、12月9日か来年1月19日に初防衛戦を計画していると明かした。その上で「現役の時間は多くない。日本で試合がしたい」と98年5月の東京・後楽園ホール以来となる日本リングを希望していた。