WWEヘビー級王座戦のジャッジが物議を醸した。王者AJスタイルズがサモア・ジョーを挑戦者に迎えた防衛戦。これまで度重なる家族への挑発を展開してきたジョーに対し、感情的になったいた王者はゴングと同時に殴りかかった。体格に勝るジョーからビッグブーツや串刺しランニングニーを受けたが、フェノメノンDDT、相手を持ち上げたトーチャーラックボムからの450度スプラッシュを繰り出して応戦した。

するとジョーに隙を突かれ、スタンドの状態で相手必殺のコキーナクラッチに捕まった。クラッチを決められ、マットに倒されると、その勢いで丸め込んでフォールし、レフェリーの3カウントでフォール勝ち。これで王座防衛に成功したものの、試合後に流れた決着時の映像では、3カウントと同時にAJスタイルズがタップしていた。これに納得いかないジョーがスマックダウンのペイジGMに猛抗議し、10月6日のPPV大会スーパー・ショーダウン(オーストラリア)での再戦が決まった。