WBO世界スーパーフライ級タイトル戦でWBO世界スーパーフライ級3位井岡一翔(29)が、日本ボクシング界初の世界4階級制覇を逃した12月31日放送のTBS系「平成最後の大晦日スペシャル! SASUKE2018& ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ」の平均視聴率が第1部(午後6時)6・5%、第2部(午後7時47分)6・9%、第3部(午後8時52分)4・2%、第4部(午後11時)4・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。関西地区は5・9%。

井岡は元3階級制覇王者の同級1位ドニー・ニエテス(36=フィリピン)に判定で敗れ日本ボクシング界初の4階級制覇を逃した。試合は、前に出た井岡は有効な打撃を欠いて競り負けた。接近して左右のボディーを交えて攻め、ニエテスはフック、アッパーなどカウンターで応戦。だが、ともにガードが堅く、決定打が出ないまま。終盤は井岡の圧力が弱まり、ポイントを奪えなかった。ニエテスは井岡の打ち終わりを的確に捉えた。後半は失速気味も堅守を生かしてペースを保った。