NXT女子王者紫雷イオ(30)が、屈辱の黒星を味わった。

電撃加入したチーム・ショッツィ(紫雷、ショッツィ・ブラックハート、エンバー・ムーン、リア・リプリー)の一員として4対4女子ウォーゲームズ戦に出場し、チーム・キャンディス(キャンディス・レラエ、ラケル・ゴンサレス、ダコタ・カイ、トニー・ストーム)と対戦。金網に囲まれた2つのリングで開催されたウォーゲームズ戦で、ゴンザレスのパワーボムでラダー(はしご)ごと破壊され、フォール負けを喫した。

カイ-ムーンでスタートすると5分ごとにブラックハート、ゴンサレス、リプリー、ストーム、紫雷が次々と参戦。紫雷はラダー2本をリングに入れて参戦を狙ったが、ストームにベルトでドアを閉められ、場外に排除された。さらに最終メンバーとして登場したレラエと対峙(たいじ)したものの、突然現れたインディ・ハートウェルに背後から襲撃を受け、ドアにチェーン錠をされてしまった。

リングでは数的有利の敵チームに竹刀でめった打ちにされ劣勢に。紫雷はダストボックスを持ち、よじのぼった金網のトップからダイブ攻撃を繰り出し、敵チームを粉砕。続けてスレッジハンマー攻撃を繰り出し、ストームには619、レラエにはフラップジャック、ゴンサレスにも月面水爆をたたき込んだ。

さらにカイにも月面水爆を繰り出すなどチーム一丸で大技を出したが、コーナートップからゴンサレスにフランケンシュタイナーを狙ったところを、パワーで強引に持ち上げられてパワーボムを浴びてしまい、そのまま3カウントを許してしまった。NXT女子王者がピンフォール負けという屈辱を味わった。