IWGPタッグ選手権は挑戦者のタンガ・ロア(37)、タマ・トンガ組(38)が史上最多となる7度目の同王座戴冠を成し遂げた。

ワールドタッグリーグを制して挑戦権を得た2人は、セコンドにユニット「バレットクラブ」の邪道らを引き連れ、王者ザック・セイバーJr.(33)、タイチ(40)組に挑んだ。

絶妙な連係攻撃で、タイチを痛めつけ、孤立させたセイバーJr.の関節技をしのぎながら集中攻撃。タンガ・ロアがタイチの持ち出した元盟友飯塚高史(引退)の忘れ形見、鉄爪のアイアンフィンガー・フロム・ヘルを強奪。そのままタイチに一撃を浴びせて追い込むと、エイプシットでトドメを刺した。ロアは「タッグ王座はオレたちのものだ。オレたちを最強と呼ばないなら、何が最強なのか」と自画自賛した。