NXT女子王者紫雷イオが来月の防衛戦を前に腰強打の大ダメージを負った。

ゾーイ・スタークとタッグを組み、次期挑戦者ラケル・ゴンザレス、ダコタ・カイ組と激突。NXTテイクオーバー大会(4月7、8日)の大会第1日にゴンザレスとの防衛戦が決定済みの紫雷はカイにドロップキックや串刺しダブルニーで攻め込み、ゴンザレスにはランニング・ダブルニーから619、ミサイルドロップキックと連続技で追い込んだ。

さらにポストに誤爆したゴンサレスに向け、場外への月面水爆も放った。主導権を握ったようにみえたが、ゴンザレスにビッグブーツで場外に蹴り飛ばされてしまい、その後スタークが捕獲され、チョークスラムで沈められてしまった。前哨タッグ戦敗退後、紫雷はゴンザレスとにらみ合って火花を散らすと場外乱闘から捕まってチョークスラムで解説席にたたきつけられて腰を強打した。

控室で腰をアイシングしながら苦悩の表情を浮かべた紫雷はインタビューに応じ、パワーファイトを展開するゴンザレスを挑戦者に指名した理由を問われ「それこそがラケルを選んだ理由だ」と悲壮な決意をにじませた。