日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局は26日、新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言を受け、期間内の興行の延期を発表した。

その中に元世界3階級制覇王者、亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブによる初興行も含まれる。真正ジムとの共同で5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で予定していたが、宣言発令を受けて延期を余儀なくされた。

メインとして元2階級世界王者、亀田和毅(29)の約1年9カ月ぶりの試合が予定されていた。今後に向けては模索している。

プロモーターとして、初陣を迎えるはずだった興毅会長は「苦渋の決断です。緊急事態宣言が発出された中で、政府とJBC(日本ボクシングコミッション)の判断に従います。いきなりの試練を迎えましたが、まだまだこれからです。いろいろ(興行の)新しいやり方を考えているので、楽しみにしていてください」とコメントした。

29日に予定していた千里馬神戸の興行は5月30日、会場は変わらず神戸芸術センターに延期される。