WWEの「野獣」ブロック・レスナー(44)が元代理人ポール・ヘイマン(56)の危機を救った。スポークスマンとして働いていたヘイマンにクビ宣告&制裁したWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)を捕獲し、そのままF5の2連打で葬った。

ヘイマンが王者レインズから「お前を信用していいのか? レスナーのサマースラム復帰や謹慎処分解除も知っていたんじゃないか? なぜレスナーを俺から守っているんだ」と問い詰められた。困惑しながらも「レスナーからあなたを守っているんだ」と強く疑惑を否定したものの、ハグされた後、クビ宣告された。さらに王者のスーパーマンパンチで制裁されていると、レスナーが登場した。

パイプいすで暴行されそうになったヘイマンを救出するように、まずは王者に仕えるスマックダウン・タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)をF5で排除。パイプいす攻撃を狙ったレインズも捕獲し、F5を2発繰り出して元代理人のヘイマンのピンチを救った形となった。22年1月1日(日本時間2日)に米アトランタで開催される新たなPPV「DAY1」大会でレスナーは王者レインズに挑戦することが決定済み。再びヘイマンを代理人に迎え、WWEの野獣がレインズと対峙(たいじ)することになりそうだ。