無差別級トーナメント1回戦(3分3回延長1回)で、08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダルで総合格闘家の石井慧(35=チーム・クロコップ)がK-1で自身初のKO勝ちを収めた。

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ヘビー級のムエタイ戦士・実方宏介(24=真樹ジムAICHI)に2回1分2秒、KO勝利を挙げた。

実方の前蹴りを回避し、右ハイキックもガードしながら前に出ると、2回には実方を左から右のコンビネーションで1度目のダウンを奪った。

さらに実方の蹴りに合わせたカウンターの左ストレートで2度目のダウンを追加してKO勝利を飾った。

準決勝進出を決めたものの、試合後の石井は左脇腹を押さえながらリングを後にしていた。