新型コロナ感染や腎臓感染症のため欠場が続いていたウィル・オスプレイ(29)が、復帰戦となったIWGP・USヘビー級王座決定戦で、左目の眼窩(がんか)底骨折により3カ月ぶりに復帰を果たしたSANADA(34)を退け、第16代王者に輝いた。

12分48秒、後頭部へのヒドゥンブレードからストームブレイカーを突き刺し、3カウントを奪取した。だが、勝ち名乗りを受けるも、その手を払いのけ、腰にベルトを巻くしぐさを披露。王座決定戦ながら、ベルトがないことにいらいらを募らせていた。

この日、3WAYマッチで対戦を予定していた前同級王者のジュース・ロビンソン(33)は10日、新日本のユーチューブチャンネルで急性虫垂炎のため来日できなくなったことを報告。前日11日に急きょ、SANADAとの王座決定戦が決まったため、ベルトが返還されていない状態だった。

オスプレイは、試合後も怒りを爆発。「なんでベルトがここにないんだ? なんでもっと早くあいつからベルトを取り上げなかった? 考えたらわかることだろ」と疑問をぶつけた。さらに、腹の虫は収まらず。「とっくの前から、この会社の運営はそろいもそろって大ばかだと気づいていた。だからホテルの予約さえ間違う。この会社はぼろぼろだよ」と、痛烈な批判を重ねていた。