今年で49回目を迎えた「2022年度プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)の選考会が15日、オンライン形式で行われ、新日本プロレスのオカダ・カズチカ(35)が5度目の最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

オカダは、1月の東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠すると、真夏の祭典「G1クライマックス」では史上4人目の連覇を達成し、創設50周年イヤーの団体をけん引。G1優勝決定戦のウィル・オスプレイ戦は、天龍源一郎氏の歴代1位に並ぶ通算9度目の年間最高試合賞(ベストバウト)に選出された。

10月1日に死去したアントニオ猪木さんには、史上初となる「プロレス大賞栄誉賞」が贈られた。選考会には、昨年に続き特別選考委員として小橋建太氏も参加した。

プロレス大賞受賞者は以下の通り。

◆最優秀選手賞(MVP) オカダ・カズチカ(新日本) 3年ぶり5度目

◆年間最高試合賞(ベストバウト) オカダ・カズチカ-ウィル・オスプレイ戦(8月18日 新日本G1クライマックス優勝決定戦 日本武道館) オカダ=2年ぶり9度目 オスプレイ=初受賞

◆最優秀タッグ賞 ジェフ・コブ&グレート・O・カーン(新日本) 初受賞

◆殊勲賞 宮原健斗(全日本) 3年ぶり3度目

◆敢闘賞 グレート・O・カーン(新日本) 初受賞

◆技能賞 エル・リンダマン(GLEAT) 初受賞

◆新人賞 安斉勇馬(全日本)

◆女子プロレス大賞 朱里(スターダム) 初受賞

◆栄誉賞 アントニオ猪木さん