日本フェザー級3位の「ミライモンスター」松本圭佑(23=大橋)がプロデビューから7勝7KOをマークした。

メインイベントで浜口人夢(28=市野)との同級8回戦に臨み、2回2分42秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。2回途中に左フックからの連打でダウンを奪取。右ストレートでダウン追加後、偶然のバッティングで左目上をカットしたものの、最後は右アッパーからの連打で3度目ダウンを奪ってレフェリーストップ勝ちした。

23年の新春1発目となる所属ジム興行のメインイベンターだった。試合後、松本は「今日のテーマは打ち急がず、自分のボクシングをすることだった。KOにはこだわっていなかったが、(左目上)カットし、長引きたくないなと。2回で終わらせようと思った」と振り返った。

若いアスリートらを応援するドキュメント番組のフジテレビ系の「ミライ☆モンスター」に中学3年から登場し、そのまま愛称に。今回は初メインに気合の丸刈りで臨んだ松本は「(初メインは)ありがたい。所属ジムには強い選手ばかりがいる中でメインと務めさせてもらい、感謝の気持ちです」と笑顔をみせた。プロデビューから全勝全KOをキープし「もっと完封できるようなパーフェクトなボクサーになりたい」と抱負を口にしていた。