プロボクシング前WBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者で現IBF世界同級6位のジェイク・アンパロ(26=フィリピン)が28日、来日した。

31日に名古屋国際会議場で同級王者重岡銀次朗(24=ワタナベ)に挑戦する。同日、陣営とともに中部国際空港に到着。当初の挑戦者だった同級9位アルアル・アンダレス(フィリピン)が母国で原因不明のめまいや低血糖で体調不良に陥って欠場が決定。興行をプロモートする3150FIGHTの亀田興毅ファウンダーは27日、SNSでアンパロが代替挑戦者になったと発表していた。

亀田プロモーションを通じ、アンパロは「最初、試合を聞いた時は驚き、興奮したけれど、次の試合に向けての準備はしていたので問題ない。重岡はパーフェクトなチャンピオンだけど、自分が練習してきたことをリングで出せれば勝てると思う。3月31日の試合を楽しみにしてください」とコメントした。前日計量の30日まで2日足らずとなっているものの、体重はリミット(47・6キロ)まで残り2キロ程度まで落ちているそうで、前日計量の場で重岡と初対面する。

アンパロは昨年8月、小林豪己(真正)からダウンを奪って判定勝利し、WBOアジア・パシフィック同級王座を獲得。同12月にはIBF世界同級挑戦者決定戦に臨んだものの、判定負けを喫していた。